【開催報告】森林資源をうまく利用して保全するための途上国での様々な取り組み

2025.03.13お知らせ

国際緑化推進センター主催のセミナーを下記の通り開催いたしました。
オンライン開催で130名の方が参加されました。九州大学の百村教授による国際的枠組みと自然資源管理・地域住民との関係についての基調講演の後、本年度事業のフィリピンとセネガルで実施した実証調査報告を行いました。さらにパネルディスカッションでは百村教授・林野庁 海外林業協力室の谷本室長に加え、本事業で過去に実証調査にご協力いただいた企業・団体の方にもパネリストとしてご参加いただき、途上国の森林保全と森林資源や日本のナレッジ活用の可能性について議論しました。なお、本セミナーは林野庁の補助事業、国際協力事業「令和6年度 途上国森林ナレッジ活用促進事業」の一環として実施しました。

日時

令和7年3月11日(火)14:00~16:30

会場

オンラインセミナー(Zoomウェビナー)

内容

セミナー発表資料
No. 発表者 テーマ DL
1. 九州大学:百村帝彦氏 基調講演「国際潮流の中での自然資源管理と地域住民との関係」
2. JIFPRO:山本朝子 実証調査「プロローグ」(事業概要紹介)
3. scent letter株式会社:長壁 総一郎氏 実証調査報告①「アキラリア種の再生につなげる小規模蒸留のシステム構築」
4. EF Polymer 株式会社:名嶋 凜太郎氏
株式会社シレオス:後藤 有右氏
実証調査報告②「セネガル半乾燥環境下での苗木の成長促進に対する​生分解性高吸水性ポリマー【EFポリマー】の​有効性検証に係る実証調査」
5. ヤマハ株式会社:仲井 一志氏 熱帯早生材の木材加工技術
6. 日本森林技術協会:橋口 秀実氏 シナモン未利用枝葉材の堆肥化による 持続可能なシナモン林経営モデル