3/12開催公開セミナー:企業/団体ができる気候変動対策
シナモン肥料で循環させる住民生産林
カカオ豆のトレースで住民と森林を守るチョコレート
2024.01.15お知らせ
近年各地で異常気象が発生し、気候変動対策は益々急務となっています。 国際社会では様々なルール整備が進み、民間セクターにも排出削減につながる活動が求められ、その活動を支援する枠組やチャンスも生まれています(JCM、REDD+等)。 (公財)国際緑化推進センター(JIFPRO)も、今年度企業・団体と協力してそのような実証活動を2件しました。
ベトナム北部地域で住民の生計を支えるシナモン植林では、土壌が劣化する課題があります。 持続的なシナモン林経営をするには何ができるでしょうか。 カカオは森林伐採をしないで持続的に生産できるとガーナの中南部の住民の生活を大きく支えることができます。 またそのトレーサビリティーの仕組みができれば、森林伐採をしない製品の説明責任を義務化するヨーロッパの基準を満たせそうです。 セミナーでは、民間セクターがこれら課題を、日本のナレッジ等を駆使してどのように対処試みるのか発表します。 また有識者2名より、分野のトレンドやマクロな視点の情報等を提供します。
旬/希少な話題より、気候変動対策、森林保全、住民の生計向上活動のヒントを得たり、普段消費するもの課題やサステナブルな視点を学ぶ機会になります。
※本セミナーは「途上国森林ナレッジ活用促進事業」(林野庁補助事業)の一環で実施します。
日時
令和6年3月12日(火)15:30~18:00(予定)
方法
オンラインセミナー(Zoomウェビナーを利用)
申込
発表予定
- 高橋 漠氏(JICAベトナム持続的自然資源管理プロジェクト フェーズ2 チーフアドバイザー)
- 一般社団法人日本森林技術協会:ベトナムでのシナモン未利用資源による肥料生産に関する調査報告
- 藤崎 泰治氏(公益財団法人 地球環境戦略研究機関 主任研究員)
- 株式会社 立花商店:ガーナでのカカオ生産のマッピングとトレーサビリティに関する調査報告
実施体制
- 主催:公益財団法人 国際緑化推進センター
- 協力:森から世界を変えるプラットフォーム
- 後援:独立行政法人 国際協力機構
お問い合わせ
担当:倉本
TEL 03-5689-3450 / FAX 03-5689-3360
MAIL junki@jifpro.or.jp