海外の森林と林業セミナー:乾燥地植林/リモートセンシング

2023.05.11お知らせ

長らく海外の乾燥地・半乾燥地の植生や植林について研究されてこられた岡山大学名誉の吉川先生に加え、森林総合研究所の前理事長で森林のリモートセンシング技術に詳しい国際緑化推進センターの沢田理事長がそれぞれの豊富な経験や最近の研究動向について講演します。また、国内外の森林や林業に関する調査・研究・文献の情報を概観できる各種データベースについてもご紹介し、海外の森林に関するの研究動向の発信やこれまでの研究成果の蓄積の重要性について考えるセミナーです。

日時

令和5年6月12日(月)15:00~17:00

実施体制

  • 主催:国際緑化推進センター
  • 共催:海外林業研究会

方法

オンラインセミナー(Zoomウェビナーを利用)

申込

  • 費用:無料
  • 申込:申込フォーム(外部サイト)よりお申し込みください。
    ※こちらの申込フォームを利用できない場合、下記お問い合わせ先にご連絡ください。

発表予定

  • 吉川賢(岡山大学名誉教授)「乾燥地林を造成管理するための要件」
  • 沢田治雄(国際緑化推進センター理事長)「世界の森林リモートセンシングの動向」
  • 陣川 雅樹(森林総合研究所研究コーディネーター)森林と林業に関する各種データベースのご紹介

吉川賢(岡山大学名誉教授)

1949年奈良県生まれ。1978年、京都大学大学院博士課程修了。高知大学農学部講師、内蒙古農業大学客員教授、岡山大学農学部教授、同大学大学院環境科学研究科研究科長、動画医学地域総合研究センター、特任教授を歴任。岡山大学名誉教授。その間、日本沙漠学会会長、日本緑化工学会理事、国際緑化推進センター理事、日中韓3ヵ国黄砂問題共同研究運営委員会委員、黄砂問題検討委員をはじめ、環境省・農水省などの委員を歴任。
近著に『乾燥地林』(京都大学出版,2022)『森林に何が起きているのか』(中公新書,2022)がある。

沢田治雄
(国際緑化推進センター理事長)

農林水産省林業試験場 航測研究室 研究員、農林水産省森林総合研究所 遠隔探査研究室 研究室長、(財)森林総合研究所 研究コーディネータ(国際担当)、東京大学 生産技術研究所 教授、JAXA アジア工科大学院地理情報センター 客員教授、森林総合研究所理事長を経て、現在は国際緑化推進センター理事長、大日本山林会副会長、東京大学名誉教授。農学博士。日本リモートセンシング学会評議員、日本写真測量学会理事、国際写真測量学会(ISPRS) VIII:WG(Forest) Chair、日本リモートセンシング学会副会長などを歴任。
これまでに林業技術振興賞(研究奨励賞)、文部科学大臣賞(研究功績賞)、カンボジア王国 国家勲章 騎士を受賞。

お問い合わせ

担当:倉本
TEL 03-5689-3450 / FAX 03-5689-3360
MAIL junki@jifpro.or.jp