大気環境学会(植物分科会)「SDGsと植物」での講演『森林は気候変動の緩和へいかに貢献するか:海外植林等の最新動向』

2022.05.09お知らせ

2022年4月22日に開催された「大気環境学会(植物分科会)講演会「SDGsと植物」」において、国際緑化推進センターの仲摩栄一郎主任研究員が高原繁専務理事と共著で、以下のテーマについて講演しました。

  • 『森林は気候変動の緩和へいかに貢献するか:海外植林等の最新動向』

講演では、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書等を基にして地球温暖化に関する人間の影響を分析しました。さらに、森林は、温室効果ガスである二酸化炭素を吸収することに加えて、植物・土壌・水と協働して地球の水循環を促進して気候を冷却する効果も併せ持つことを、国連環境計画(UNEP)の最新の報告書等を引用して説明しました。

そして、世界の森林を再生するため、これまで国際緑化推進センターが行ってきた取り組み(熱帯林造成事業、途上国における森林再生技術普及、及び森林産品(木材及び非木材)の活用を通じた住民の生計向上等)を紹介しました。

講演資料

仲摩&高原_森林による気候変動の緩和