REDDプラス・海外森林防災研究開発センター令和4年度国際セミナー
2023.01.19イベント情報
近年、日本のみならず世界各地で豪雨や台風の頻発化が報告されており、土砂崩れなどの斜面災害の大規模化や沿岸域での高潮被害の甚大化などのリスクが高まっており、昨年11月にエジプトで開かれたCOP27では「自然に基づく解決策(NbS)」として森林の重要性が改めて共有されました。
こうした背景から、2023年2月1日(水)に、F-DRR(Forest Disaster Risk Reduction)の戦略・実践の国際的動向について情報提供すると共に、具体的な政策的・技術的取り組みと課題について議論する国際セミナーが開催されます(主催:森林総合研究所)。
本セミナーでは、世界銀行やFAOをはじめ国内外の専門家によるF-DRRの最新動向について情報共有します。
日時
2023年2月1日(水)13:00~17:00(開場12:30)
会場
日比谷国際ビルコンファレンススクエア ルーム8F(東京メトロ各線「霞ヶ関駅」駅・都営三田線「内幸町駅」直結)
会場アクセス
会場参加には人数制限がございます。会場参加を希望される方はフォームにてその旨をお知らせください。なお、状況によりご希望に添えない場合がありますことをご承知おきください。
内容
【セッション1】 途上国でのF-DRR技術の民間事業による展開に関する国際ニーズと資金スキーム |
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Dr. Brenden Jongman(世界銀行) 世界銀行における防災減災のためのNbSの主流化 |
小西力哉(国連食糧農業機関, FAO) FAOプロジェクトの経験から現地ニーズを語る |
池上宇啓(国際協力機構) 国際協力機構による中小企業・SDGsビジネス支援事業 |
【セッション2】 途上国でのF-DRR技術の適用に関する経験と展望 |
古市剛久(森林総合研究所) セッション2の趣旨:ベースライン調査結果と先行経験から学ぶ |
淺田陽子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング, MURC) ベトナム・インドネシア・ミャンマーでの防災・減災の動向 |
稲田徹(アジア航測) タイ・フィリピン・インドでの防災・減災の動向 |
菅野孝美(川崎地質) ベトナムでの地すべり対策 |
井口次郎(パデコ) 国際機関事業への参入と展開の経験 |
【セッション3】 途上国でのF-DRR技術の適用ニーズと民間企業の参入ルート |
Mr. Ta Ngoc Tan(ベトナム防災総局, VDMA) ベトナムにおける防災と災害管理の現状:課題と挑戦 |
Dr. Rex Victor Cruz (フィリピン大学ロスバニョス校, UPLB) フィリピンにおける森林再生と災害リスク軽減 |
Dr. Wayan Susi Dharmawan(インドネシア国立研究革新庁, BRIN) 気候村落プログラム・プラス:インドネシアにおける森林に着目した災害脆弱性の軽減と生態系サービスの提供への新アプローチ ー 東カリマンタン州の事例 |
パネルディスカッション |
モデレーター:藤間剛(森林総合研究所) |
使用言語:英語・日本語(二言語同時通訳)
申込
- 定員:200名
- 費用:無料
- 申込:こちらの登録フォームよりお願いいたします。(外部サイト)
- 詳細:森林総合研究所REDDプラス・海外森林防災研究開発センターのウェブサイトをご覧ください。
お問い合わせ
国際セミナー運営事務局 国際緑化推進センター
担当:佐野
TEL 03-5689-3450 / FAX 03-5689-3360
MAIL redd-plus@jifpro.or.jp