フォレストカーボンセミナー:COP25等報告会

2019.11.28お知らせ

国際緑化推進センター主催のセミナーを下記の通り開催いたします。
スペイン・マドリードにおける国連機構変動枠組み条約締約国会議(COP25)の議論を踏まえ、今後の森林吸収源対策のあり方について考えます。

日時

令和元年12月26日(木)10:00~12:00

会場

文京シビックホール 3階 会議室1・2
(東京メトロ後楽園駅、都営大江戸線・三田線春日駅)
会場アクセス

趣旨・目的

気候変動対策における吸収源としての日本の森林

UNFCCCのCOP25は、2019 年12月2日~13日にスペインのマドリードで開催されることとなりました。昨年のCOP24では、パリ協定の実施ルールが大枠で合意され、今次会合ではより詳細な技術的・方法論的課題についての議論の進展が期待されています。

本セミナーではまず、COP25 における森林吸収源を巡る議論の概要を共有します。
さらに、UNFCCCの枠組みの下でパリ協定の着実な実施に向けた議論が進む中、IPCC では森林吸収量の算出の基礎となるガイドラインが本年改良されました。その概要を含め、今後の森林吸収量算定とパリ協定下での報告に関する最近の動向について情報共有します。

途上国の森林:REDD+の資金の動向

REDD+については、パリ協定第5 条に明記されたことで気候変動枠組条約での位置付けが明確となり、今後は、その実施の促進が重要とされ、民間資金の動員の促進も課題となっています。

本セミナーでは、REDD+に重要な役割を果たす資金メカニズムの最新動向を中心に情報共有します。

二国間クレジット制度(JCM)によるREDD+

わが国は二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)によるREDD+の実施に向けた取組を推進しています。2019 年10 月には、JCM 実施のためのガイドラインを、昨年のカンボジアに続き、ラオス政府との間で合意しました。

本セミナーでは、JCMによるREDD+について、最新の情報を共有します。

内容

開会挨拶 (10:00-10:05)
国際緑化推進センター
COP25での森林吸収源に関する議論の概要報告(10:05-10:25)
谷 秀治氏(林野庁 森林整備部森林利用課 森林保全推進官)
報告2:森林吸収源に関する国際交渉等の最近の動向(10:25-10:45)
小山 勉氏(林野庁 森林整備部森林利用課 国際研究連絡調整官)
報告3:緑の気候基金GCFなどREDD+における最新動向(10:45-11:05)
中野 彰子氏(林野庁 森林整備部計画課国際森林減少対策調整官)
二国間クレジット制度(JCM)におけるREDD+ に関する最新動向(11:05-11:15)
神山 真吾氏(林野庁 森林整備部計画課 海外林業協力室 課長補佐)
質疑応答(11:25-12:00)
閉会

使用言語:日本語

申込

  • 定員:90名
  • 費用:無料
  • 申込:申込フォームよりお申し込みください。

お問い合わせ

担当:藤村
TEL 03-5689-3450 / FAX 03-5689-3360
MAIL takeshi@jifpro.or.jp