「途上国における森林再生技術」普及ワークショップ

2018.02.19お知らせ

国際緑化推進センター(JIFPRO)では、平成29年度より林野庁補助「途上国森林再生技術普及事業」を実施中です。その事業の成果の紹介・普及および森林再生に係る民間企業やNGO等とのネットワーク構築を目的としたワークショップを開催いたします。
本ワークショップでは、基調講演として民間企業・コンサルによる先進事例の紹介するとともに、本事業の成果品である実証試験を通した森林再生技術開発の進捗状況の報告や森林再生技術データベース「森林再生テクニカルノート」の紹介をおこない、参加者の皆様との質疑応答、情報・名刺交換会を予定しております。

熱帯荒廃地における植林

Mスターコンテナを用いた長根苗

熱帯低湿地における植林

日時

平成30年3月20日(火)15:00~18:00(開場14:30)

会場

文京シビックセンター 3階 会議室1・2 (東京メトロ後楽園駅、都営大江戸線・三田線春日駅) 会場アクセス

申込

  • 定員:90名
  • 費用:無料
  • 申込:こちらの登録フォームよりお願いいたします。(外部サイト)

内容

15:00 開会挨拶
佐々木 惠彦(国際緑化推進センター(JIFPRO)理事長)
15:05 事業の概要・趣旨
堀 正彦(JIFPRO 専務理事)
15:13 森林再生技術データベース「森林再生テクニカルノート」の紹介
仲摩 栄一郎(JIFPRO 主任研究員)
15:20 講演①:乾燥限界地域における森林再生技術の発想・着眼点-これまでの試行錯誤を交えて-
大沼 洋康氏(国際耕種株式会社 代表取締役)
15:40 講演②:民間企業の技術を活用した森林再生の先進的事例:インドネシア等における「環境保全型養生シート・緑化バッグ」の開発・製造・販売
丸本 卓哉氏(多機能フィルター株式会社 代表取締役(山口大学名誉教授))
16:00 質疑応答
16:30 実証試験①:ミャンマーにおけるMスターコンテナによる「長根苗」育苗技術開発
柴崎 一樹(JIFPRO 研究員)
16:45 実証試験②:ウズベキスタン乾燥地における「保育ブロック苗」を用いた緑化技術開発
浅見 和弘氏(応用地質株式会社 技術本部・地球環境事業部 技師長)
17:00 実証試験③:タイ低湿地における「湛水馴化処理苗」を用いた造林技術開発
小島 克己氏(東京大学 アジア生物資源環境研究センター 教授)
17:15 質疑応答
17:35 閉会
17:40 情報・名刺交換会

マングローブ植林

オアシス農業

種バッグ

環境保全型養生シート

ミャンマーにおける苗畑

Mスターコンテナを用いた長根苗

Mスター長根苗の根張り

保育ブロック苗

保育ブロック苗の構造

保育ブロック苗への播種

湛水馴化処理苗

タイ低湿地における植林