途上国では森林の減少や劣化を抑制するために、森林資源の持続的活用を図りつつ地域住民の生計向上に資することができる取り組みが進められています。しかし有用な森林資源が存在するにもかかわらず、その加工、活用方法、市場へのアクセス、付加価値向上に関する技術や知見（以下これを総称して「ナレッジ」という）が不足し、こうした事業を自立発展的に継続実施することが困難に事も多くあります。

一方で古来、森林資源を活用して人と森が共生する文化を持つ日本では、このようなナレッジが多く存在しています。

そこで本事業では、日本のナレッジを活用し、途上国の森林資源を活用した事業に係る課題の解決に向けた実証調査等を行い、途上国が森林資源を持続的に活用して住民の生計向上につなげることができる取組事例を開発し、普及します。

業務内容

途上国の課題解決に活用しうるナレッジを選定分析し、ナレッジ活用モデルを検討し、これらのナレッジ活用可能性検証のための、実証調査を設計・実施して頂きます。詳細は「仕様書」をご参照ください。

応募方法

「提案書」、他必要書類を令和2年9月18日18時まで（必着）にご提出下さい。詳細は「公募要領」をご参照ください。

お問い合わせ

〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12　林友ビル3F
公益財団法人 国際緑化推進センター （担当：山本）
電話：03-5689-3450 / E-mail: asako@jifpro.or.jp