カンボジアへの日本のナレッジ(環境教育)活用事例の紹介
2021.06.03お知らせ
ナレッジ事業ビデオ成果品:チョウの飼育活動を行う森林コミュニティグループ
JIFPROは、途上国の森林資源の持続的な利活用上の課題に、「日本のナレッジ」(知識・技術等)を活用して、活動の持続性・自立性に資する事例の開発をしています。
昨年度の事例では、カンボジアの森林コミュニティーで「環境教育」を活用しました。雇用機会の限られる森林周辺では現金収入手段が限られます。そのような中で、住民が安易に森林を伐採したり資源を搾取したりしないよう、自然とのつながりを意識し、その恩恵を認識し、森林保全の意識が高まるよう働きかけることは意義のあることとなります。
ナレッジ活用の成果の一つが、こちらの短いビデオです。森林に囲まれた村で、環境負荷の少ない持続的なチョウの飼育を行う住民グループの活動を紹介しています。今後啓発ツールとして、現地でも様々な機会での活用が期待されます。
ぜひご視聴ください。
ナレッジ事業実証調査について
本事例は、林野庁補助事業(令和2年度 森林ナレッジ活用促進事業)にて、JIFPROが一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパンに委託して行いました。
事業では、本年度の委託業務公募も実施中です(2021年6月17日締め切り)。詳細は、以下リンク先をご覧ください。
https://jifpro.or.jp/public_offering/5183/