公開セミナー「森林ビジネスの可能性-持続可能な森林管理とビジネスの両立を目指して-」

2020.01.14お知らせ

森林は、気候変動対策に加えて、木材、食糧、燃料、薬などの生産など様々な機能をもっています。しかし、世界の森林は、毎年520 万ヘクタール、日本の面積の約14%に等しい規模で減少していると言われています。森林保全や森林の持続的な利用は、今日の大きな課題です。

こうした中、森林保全や森林の持続的な利用と両立する、林産物を用いた森林ビジネスが注目されています。森林ビジネスによって、森林保全、森林の経済価値の向上や地域住民の生計向上などの多様な効果が期待されます。
国際緑化推進センターでは、林野庁の補助事業により、森林減少が懸念される途上国を対象として、ビジネス化の可能性がある林産物の発掘、市場のニーズ把握、加工法の改善等を調査し、ビジネスモデルを提案しています。
(途上国森林ビジネスデータベースBFPRO: /bfpro/

こうした森林ビジネスは、ビジネス効果だけでなく森林保全や地域住民の生計向上などの多様な効果が期待されます。本セミナーでは、森林ビジネス製品の魅力や強み、ビジネス化にあたっての課題と解決策など、森林ビジネスのビジネスモデルを紹介します。

また、5年間の森林ビジネスモデル推進事業の最終年度に当たる今年は、総括として民間企業の視点から、収益事業としての森林ビジネスの継続とさらなる展開、事業規模拡大に向けての課題について、企業経営、持続可能 マーケティング等の視点からパネルディスカッションを行っていただく予定です。

日時

令和2年2月20日(木)14:00~17:00

会場

ベルサール飯田橋駅前 Room1
「飯田橋駅」A2出口徒歩2分(東西線・有楽町線・南北線・大江戸線)
「飯田橋駅」東口徒歩3分(JR線)
会場アクセス

申込

プログラム

開会
挨拶・趣旨説明
今年度のビジネスモデルの紹介
報告1 竹製品(ミャンマー)
報告2 ヒマラヤニンジン(ベトナム)
報告3 蝶類飼育(カンボジア)
報告4 コーラナッツ(カメル―ン)
パネルディスカッション:森林ビジネス持続性への課題~企業の視点から~
基調講演 阿部 裕康氏 ヤマハ㈱ 総務部サステナビリティ推進グループ リーダー
「持続的調達と企業戦略」(仮)
パネリスト 阿久根直人氏/ワイエルフォレスト㈱
パネリスト 中嶋弘光氏/UCC上島珈琲(株)R&D本部製品開発部嗜好品開発チームマネージャー
パネリスト 阿部裕康氏/ヤマハ㈱株式会社 総務部サステナビリティ推進グループ リーダー
コメンテーター 塚田直子氏/林野庁海外林業室長
モデレーター 堀正彦/国際緑化推進センター

使用言語:日本語

お問い合わせ

担当:倉本・佐野
TEL 03-5689-3450 / FAX 03-5689-3360
MAIL junki@jifpro.or.jp

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