ソニーコーポレートサービス株式会社は、経理・総務・ファシリティ・人事領域においてソニーグループの本社機能とオペレーションを担っている企業です。三井住友海上火災保険株式会社は、国内のみならず海外42ヶ国・地域にネットワークを有する損害保険のリーディングカンパニーです。両社は、環境保全活動の一環として、保険締結のペーパレス化を推進し、ペーパレス化1件の成約につき1本の植林を行うこととしました。2013年、JIFPROは両社からのご寄付をもとにミャンマー国マンダレー州ニャンウー地区において実施するチャウカンコミュニティフォレストで2,200本の植林を行いました。

植林の対象となった土地は、住民による焼畑や過放牧で荒廃した土地や半乾燥地で沙漠化が進行する土地でした。これらの土地は、農地としての生産力が乏しく、貧困問題が深刻化していました。そのような土地を森林に戻すため、住民の理解と協力のもと、燃材や家畜飼料、農業資材として利用できるコミュニティフォレストを作りました。植林後には、住民の生計向上に加えて、周辺地下水の水位の上昇や防風・防砂としての役割が確認されるなど環境保全にも役立っています。

プロジェクト概要

チャウカンコミュニティフォレスト

プロジェクト対象地 ミャンマー連邦共和国マンダレー州バガン・ニャンウー地区チャウカン村、ジオ村、ユアターエ村
プロジェクト期間 2013年
プロジェクト目的 コミュニティフォレスト
対象面積 145ha(うち3ha)
樹種 アセンヤクノキ(Acacia catechu)、タガヤサン(Senna siamea)、ビルマチーク(Tectona hamiltoniana)、ビルマネムノキ(lAbizia lebbeck)、ユーカリカマルドレンシス(Eucalyptus camaldulensis var. camaldulensis)

地図