株式会社東京木工所は、1949年に設立された建築用木材の製材加工会社です。現在は、コンクリート型枠用合板をはじめとする建設資材の卸売と、廃木材の回収・中間処理を行っています。
「木」に対して並々ならぬ深い造詣と感謝の気持ちを抱く、東京木工所。その思いをグローバルに示した活動が、「植林支援」です。
国際緑化推進センターは、株式会社東京木工所のご寄付により、1993年よりマレーシア、インドネシア、ミャンマーで植林活動を実施しました。
植林の対象となったのは、住民による焼畑や過放牧で荒廃した土地や半乾燥地で沙漠化が進行する土地でした。これらの土地では、農地としての生産力に乏しく、貧困問題が深刻化していました。そのような土地を森林に戻すため、住民の理解と協力のもと、燃材や家畜飼料、農業資材として利用できるコミュニティフォレストを作りました。植林後には、住民の生計向上に加えて、周辺地下水の水位の上昇や防風・防砂としての役割が確認されるなど環境保全にも役立っています。
プロジェクト概要
プロジェクト対象地 | ミャンマー連邦共和国マンダレー州ニャンウー地区ラトケ村・テランカン村 |
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プロジェクト期間 | 2017年5月~2020年3月 |
プロジェクト目的 | 環境保全、地域住民の生活向上のためのコミュニティフォレストの造成 |
対象面積 | 72ha(うち一部) |
植林樹種 | アカシア・カテチュー、ハミルトンチーク、ユーカリカマルドレンシス、ステルクリアヴェルシコラル |
関係機関 | ミャンマー連邦共和国天然資源環境省森林局、マンダレー管区森林局及びニャンウー郡森林局 |
プロジェクト対象地 | ミャンマー連邦共和国マンダレー州バガン・ニャンウー地区チャウカン村、ジオ村、ユアターエ村 |
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プロジェクト期間 | 2013年-2017年 |
プロジェクト目的 | コミュニティフォレスト |
対象面積 | 145ha(うち一部) |
植林樹種 | アセンヤクノキ(Acacia catechu)、タガヤサン(Senna siamea)、ビルマチーク(Tectona hamiltoniana)、ビルマネムノキ(Albizia lebbeck)、ユーカリカマルドレンシス(Eucalyptus camaldulensis var. camaldulensis) |
プロジェクト対象地 | ミャンマー連邦共和国マンダレー州バガン・ニャンウー地区カバニ村 |
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プロジェクト期間 | 008年-2013年 |
プロジェクト目的 | コミュニティフォレスト |
対象面積 | 120ha(うち一部) |
植林樹種 | 郷土樹種、ユーカリカマルドレンシス(Eucalyptus camaldulensis var. camaldulensis) |