「東南アジア産木材の樹種識別および産地特定技術に関する国際シンポジウム」の会議報告

抜粋

本シンポジウムの目的は,東南アジア地域での森林資源の現状について情報交換を行い,本交付金プロジェクトで得られた技術をもとに,樹種・産地表示の推進に対応するため,効率的な検証手法,情報共有の方法,技術について検討することであり,東京大学農学部弥生講堂で行われたので報告する。

要約

東南アジアから日本に輸入される樹種を対象に,その樹種の森林施業から,サプライチェーンのトレースを円滑にする技術までの研究が紹介されたシンポジウム。違法伐採に対して科学がどこまで貢献できるかを議論した国際会議となったと報告されている (SDGs 12, 15, 17)。