現地調査に基づくチーク人工林の水・炭素循環研究

抜粋
筆者は2000 年から,東京大学のほか,(独)海洋開発研究機構,京都大学,名古屋大学,タイのカセツァート大学の研究者グループの一員として,タイ北部のチーク人工林の水・炭素循環について,長期に渡った現地調査を続けてきた。ここでは,一連の長期研究で得られた結果の概要と今後の課題について整理したい。
要約
チーク人工林の水・炭素循環についての研究紹介.チーク人工林の造林計画や管理計画へ科学的知見をフィードバックする目的もあることから,水管理,炭素貯蓄,資源管理の観点より該当するSDGsは6,13,15.