新たなカーボンプライシング制度の創設―インドネシア:森林の視点からその独自性を考察する―
抜粋
インドネシアの新制度については、実施規則の制定によりその運用の詳細が今後徐々に判明していくと思われるが、他国の既存制度とは異なる独自性がコンセプトや制度内容から伺うことができ、大変興味深く感じたことから、主に森林の視点から、本誌面をお借りして紹介したい。
要約
インドネシアにおける新たなカーボンプライシング制度に焦点を当てた記事。世界におけるカーボンプライシングの動向について言及し,土地における排出源取引が多数であることを示した後,インドネシアで導入された制度の詳細を記述しており,そのユニークな点を記述している (SDGs 13, 15, 17)。