認定NPO法人 緑の地球ネットワーク

団体概要

  • 設立
    1992年設立、1999年法人格取得
  • 代表者
    代表 前中 久行
  • 連絡先
    522-0012 大阪市港区市岡1-5-24-303
    TEL 06-6576-6181
    E-mail gentree@s4.dion.ne.jp
    URL http://gen-tree.org
  • 背景と活動目的
    工業先進国と途上国との地球環境にたいする考え方のギャップを埋められないかと考えて、1992年1月に中国での緑化協力を開始しました。私たちは自分の足元で緑を守り、緑とともに生きることを追求するとともに、地球環境のための国境を越えた協力をめざします。

森林分野における主たる活動テーマ

  • 沙漠化防止・緑化
  • 友好関係・国際交流

活動対象国

中華人民共和国

これまでの植林への取組状況

最近の植林プロジェクト紹介

黄土高原における森林再生事業
対象国・地域 中国山西省大同市
事業実施期間 1992年 – (継続中)
CP機関 緑色地球網絡大同事務所(大同市総工会所属)、
プロジェクトのハナシ この協力事業のために緑色地球網絡大同事務所という組織をつくり、協力プロジェクトの立案・実施・管理などを推進してきました。
植林の中心となるのは土壌浸食と風砂防止のための防護林で、山や黄土丘陵の上部にマツなどを植えてきました。
貧しい農村で小学校付属果樹園を建設することによる農村の経済的自立や、日本の専門家による技術指導を通した人材育成などを支援してきました。
中国と日本でたくさんの賞を受賞して、新聞・テレビなどメディアで繰り返し報道されてきており、このプロジェクトが呼び水となって中国による国家プロジェクトが始動しました。
植林規模 25年間に5922ha、1887万本。
植栽樹種 油松 Pinus tabulaeformis、樟子松 Pinus sylvestris var. mongolica、杏 Prunus armeniaca、蒙櫟 Quercus mongolica、檸条 Caragana sinica
その他 国土緑化推進機構・緑の募金
日中民間緑化協力委員会資金
外務省草の根無償資金協力
国際協力機構(JICA)草の根技術協力事業
地球環境基金
経団連自然保護基金
イオン環境財団
積水化学工業(株)
サントリーホールディングス
(株)ローソン
個人
河北省張家口市蔚県における緑化協力事業
対象国・地域 中国河北省張家口市蔚県柏樹郷永寧寨村
事業実施期間 2016年 – (継続中)
CP機関 中国国際青年交流中心/共青団蔚県委員会/蔚県権和農作物種植専業合作社
プロジェクトのハナシ このプロジェクトの対象地である蔚県も黄土高原に属し、自然環境と歴史が大同とよく似ているため、経験と技術をそのまま活かすことができます。2016年から、まずは3年間、協力に取り組むことにしており、成果が上がれば、さらに3年間プロジェクトを継続することになっています。
対象地は北緯40度近く、標高は1150~1300mで全体が北向きの日陰斜面になっており、マツを植えるには理想的な場所といえます。2017年からは持続可能で多様性を備えた森林のモデルづくりとして「太行山樹木見本園」(仮称、場所検討中)を造成する計画です。
植林規模 3年間で100ha、166,500を植える。見本園は2~3haの予定。
植栽樹種 油松 Pinus tabulaeformis
その他 日中民間緑化協力委員会資金
個人の寄付