(特活) イカオ・アコ
団体概要
- 設立
1997年設立、2009年法人格取得 - 代表者
理事長 後藤 順久 - 連絡先
〒450-0001
愛知県名古屋市中村区那古野1-44-17嶋田ビル302
TEL 050-5579-7651
E-mail mha01557@nifty.com
URL http://ikawako.com/ - 背景と活動目的
フィリピンでは、日本や他の先進国の大企業によって大規模な森林伐採や農場・養殖場開発が進み、豊かな自然が破壊されてきました。このような問題を解決するためには、日本人とフィリピン人が友情を育みながら、植林などの環境に関する取り組みを行っていくことが望ましいと考えます。植林は、近隣の住民に利益が及ぶだけでなく、樹木が成長するときに二酸化炭素を吸収することから地球環境問題の解決にも寄与することがしられています。そこで、マングローブを始めとした熱帯林再生などに関する事業を現地と共同して行い、環境に係る問題の改善や解決を図ると同時に住民の生活の質の向上を目指し、日本・フィリピンの相互理解と親交を深める手助けをしたいと思っています。
森林分野における主たる活動テーマ
- 森林生態系サービスの強化
- 住民生計向上
- 生物多様性保全
活動対象国
フィリピン
これまでの植林への取組状況
最近の植林プロジェクト紹介
対象国・地域 | フィリピン西ネグロス州シライ市ギンバラオン村シバト地区 |
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事業実施期間 | 2014-2017 |
CP機関 | Sibato Agro-Foresters Association (SAFA) |
プロジェクトのハナシ | 長年にわたる焼き畑耕作やサトウキビの作付によって荒廃した山地の再生・緑化を目指しました。先住民族による住民組織をつくり、住民と共に植林活動を行います。植林地の苗木が干ばつで枯れる被害が多いため、植林前にシェードツリーとしてバナナを植栽し、影を形成してから原生種等の苗木の植栽を行いました。また、ミーティングを行う集会所を建設し、住民たちのミーティングやコミュニケーションを促進しました。 |
植林規模 | 37.5ヘクタール、33,500本 |
植栽樹種 | (果樹・原生種樹種)ラワアン、マンゴー、アボカド、サントル、ジャックフルーツ、コーヒー、バナナ |
その他 | 緑の募金公募事業 |
対象国・地域 | フィリピンボホール州ウバイ郡 |
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事業実施期間 | 2013年 – 2014年 |
CP機関 | ウバイ郡、地元NGO |
プロジェクトのハナシ | 上流域の森林には、水源を涵養するという重要な機能がありますが、住民が生活のためにこれを切り開いてしまうという現状が問題になっていました。そこで、林業と農業を組み合わせることで住民の生計向上を狙い、環境からの過剰な収奪を防ぐ目的で植林活動を始めました。 |
植林規模 | 合計1ha |
植栽樹種 | ナラ、マホガニー、トゥワイ、アボカド、カラマンシー、レモン、マンゴー、サントル、ボオゴン、グアバ、ジャックフルーツ、タンビス、カカオ、サワーソップ |
その他 | 林業NGO等活動支援事業 |
対象国・地域 | フィリピンボホール州ウバイ郡 |
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事業実施期間 | 2010年 – 2013年 |
CP機関 | ウバイ郡役所 |
プロジェクトのハナシ | アストモスエネルギー株式会社のCSR活動を、現地のパートナとして支えました。企業のアンケート葉書の返信が1枚あるごとに1本植樹するという仕組みです。 |
植林規模 | 115,000本 11ha |
植栽樹種 | マングローブ |
その他 | アストモスエネルギー株式会社 |
対象国・地域 | フィリピン西ネグロス州シライ市 |
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事業実施期間 | 2010年 – 2013年 |
CP機関 | シライ市、地元NGO |
プロジェクトのハナシ | エコツーリズムを導入することで、参加者・住民双方にとって環境教育の機会を設けて環境意識を高めることで、自分たちの森林を自分たちの手で守っていこうという意識をもってもらい、持続的な森林再生につなげていくことを目指しています。 |
植林規模 | 上流部 原生種200 果樹400 コーヒー・カカオ400 30.5ha 下流部 マングローブ 30,278本 3ha |
植栽樹種 | 上流部 原生種200 果樹400 コーヒー・カカオ400 30.5ha 下流部 マングローブ 30,278本 3ha |
その他 | JICA草の根パートナー型 |