平成29年度 途上国持続可能な森林経営推進事業 事業化可能性調査業務 業務委託先の公募

背景・目的

途上国では近年、農地開発等による森林から他の土地利用への転換や、人口増加に伴う木材伐採、薪炭採取、放牧等によって森林の劣化・減少が進んでいます。このような森林劣化・減少の背景として、持続的森林経営に対する十分なインセンティブが存在しない、あるいはそこから創出された利益が地域住民に適切に分配されていないこと等が挙げられます。持続的森林経営に対しインセンティブを付加・増大させるには、森林資源や森林の維持に対しての経済価値を高めることが重要です。

このような背景から、「途上国持続可能な森林経営推進事業」では、途上国の森林保全に貢献し得る森林ビジネスを促進すべく、途上国の未・低利用有用資源についての情報を整理したデータベースを構築すると共にそれを用いたビジネスモデルの作成を行っています。

本「事業化可能性調査業務」においては、対象産品のビジネスモデル作成に必要な情報を収集・分析し、それを用いたビジネスの可能性を検討して頂きます。  

調査対象

本年度の調査対象産品と対象国は、以下の5産品です。この中から産品を選択し、提案書を作成していただきます。

  1. コウバニクジュヨウ(ウズベキスタン)
  2. テンカワンオイル(インドネシア)
  3. マルーラオイル(ボツワナ)
  4. ココウッド(フィリピン)
  5. コパイバオイル(コロンビア)
応募について

【公募要領・委託業務仕様書】

 委託業務の詳細については、公募要領および委託業務仕様書をご参照下さい。

【提案書】

 応募に当たっては、提案書並びに公募要領に示す提案者の概要がわかる資料の提出が必要です。

【提出期限】

 平成29年6月26日(月) 18時まで(必着)

【その他参考資料】

お問い合わせ

業務内容に関するお問い合わせ、ならびに応募書類の提出は下記までお願いいたします。
なお、応募書類の提出はメールでは受け付けかねますのでご注意ください。

〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル3F
公益財団法人 国際緑化推進センター (担当:高橋)
電話:03-5689-3450 / E-mail: mei@jifpro.or.jp