CSV
概要
CSV(Creating Shared Value)とは、「共通価値の創造」と訳され、企業が経済的価値と社会的価値の両者に共通する価値を創造・実現することが、企業のサステナブルな成長に繋がるという経営の考え方です。
2006年にハーバード・ビジネス・レビューにて発表された概念で、本業のビジネスを通じて環境・社会課題を解決するというESGと同義で使われています。
企業報告書の中で、統合報告書やサステナビリティ報告書に代わり、CSVレポートという名称の報告書も近年増えてきています。また、TCFDやTNFDにおいても、CSVの観点から企業が事業の変革を行い、事業活動を成長させているか(その戦略があるか)について、企業が投資家に対し情報開示することが求められています。