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General Techniques

国連気候変動枠組条約第21回締約国会合(UNFCCC COP21)において採択された「パリ協定」においては、気温上昇を2℃未満に抑えるため、温室効果ガスの人為的な排出と吸収の均衡を今世紀後半に達成することが掲げられました。その対策として森林等の吸収源及び貯蔵庫の保全及び強化やREDD+(途上国の森林減少及び劣化に由来する排出の削減等)の実施と支援が位置づけられました。

森林の減少及び劣化に由来する排出量が全世界の排出総量の約1割を占めていること、森林の造成等を除き人為的に温室効果ガスを大量に吸収する技術が確立されていないことから、排出と吸収を均衡させるためには、森林の減少や劣化を大幅に抑制するとともに、森林の大規模な再生が必要不可欠です。

そこで、途上国の劣化が進んだ森林や開発後に放棄され荒廃した土地等において、効果的な森林の再生に大きく貢献すると見込まれる技術について、現場適用性の観点から調査分析し、有効な技術を、開発途上国、我が国の民間企業や団体、援助機関へ普及することが期待されています。

森林減少面積(2010~2015年)上位10カ国
森林減少面積(2010~2015年)上位10カ国(単位:千ha/年)
出所:国連食料農業機関「世界森林資源評価2015」

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