実証試験近況報告

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バイオチャー@コンゴ民主共和国 By 日本森林技術協会

バイオチャーによる土壌改良

アフリカ大陸のサバンナ地域は、保水力・保肥力が低い不良土壌が広く分布しており、過度の利用(農業、薪炭材利用等)により土壌劣化が進行しているエリアがあります。

これらの地域の自然植生は、主に草本サバンナや灌木サバンナ等であり、造林を成功させるには何らかの技術導入が必要です。

現地の農業では、焼畑による草木灰の施用や堆肥の施用が行われていますが、

  1. 高い気温(有機物の分解が速い)
  2. 雨期の高い降水量(栄養素の流出が速い)

といった環境条件により、その効果は短期間で失われてしまうという問題があります。

そこで、難分解性の資材であるバイオチャーを利用して土壌を改良し、造林を行う技術を開発しています。

土地改良模式図

実証試験概要

実証試験の概要を英語で説明しております。国内外問わず興味を持たれそうな方がいましたらご自由にご紹介ください。

2021年試験の概要(英語)

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