フォレストカーボンセミナー:COP23等報告会

2017.11.16お知らせ

国際緑化推進センター主催のセミナーを下記の通り開催いたします。
ドイツ・ボンにおけるCOP23の議論を踏まえ、今後の吸収源対策のあり方について考えます。

日時

平成29年12月15日(金)14:00~16:30

会場

文京シビックホール 3階 会議室1・2
(東京メトロ後楽園駅、都営大江戸線・三田線春日駅)
会場アクセス

趣旨・目的

気候変動対策における日本の森林の役割

日本は、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度と比較して26%削減するという目標を掲げていますが、そのうち森林関連分野の吸収源対策が占める割合は2.0%となっています。この吸収源対策による削減目標を達成するためには、今後、パリ協定のより詳細なルールが策定される必要があります。そこで、本セミナーでは、2017年11月にドイツ・ボンで開催されたCOP23の議論の内容を共有し、今後の吸収源対策の論点を整理します。

途上国の森林:REDD+の資金の動向

また、REDD+の本格的な実施に向けた準備がほぼ完了したいま、民間企業の参入を見据えた、REDD+の資金やメカニズムへの関心がいよいよ高まっています。UNFCCCの下のREDD+において成果支払いについて、緑の気候基金(GCF)は①支払い単価、②成果支払いの使途、③国際移転の可否などのルール作りを進めています。本セミナーでは、REDD+の成果支払いについて、2017年9月に開催されたGCF理事会における議論をもとに、最新動向について情報共有します。

内容

開会挨拶
国際緑化推進センター
報告1: COP23での吸収源(LULUCF)の論点と今後の展開
石内 修氏(林野庁 森林整備部森林利用課 国際研究連絡調整官)
報告2:COP23及び緑の気候基金(GCF)における最新動向
大仲 幸作氏(林野庁 森林整備部計画課 海外林業協力室 課長補佐)
質疑応答
閉会

使用言語:日本語

申込