団体名: サヘルの森
英語名称: Association SAHEL
団体属性: 特定非営利活動法人
代表者: 坂場 光雄 設立:1987年1月25日
連絡先: 〒 194-0013
東京都町田市原町田 1-2-3 アーベイン平本 403 (株) エコプラン内
TEL: 042-721-1601 FAX: 042-721-1704
E-mail: sahel-no-mori@jca.apc.org
ホームページ: http://www.jca.apc.org/sahel-no-mori/
特記事項: 1999年11月に法人化
当初の植栽間隔が4mであったので、1ha=625本で換算。
海外での植林実績:
 事業名 ティンナイシャ(ファギビンヌ北岸)
 対象国 マリ共和国
 対象地域名 トンブクトゥ州ティンナイシャ,ティンナファラジ,ズエラ
 目的 砂漠化が進行する地域で、自給自立した生活を継続的に行えるように、住民が利用できる樹林を育成する。(住民利用林、砂漠化防止)
 特色 当会がマリで植林を始めた最初の地域で、植栽後、天然更新で樹林が拡大した。旧ファギビンヌ湖岸沿いに長さ10km。幅5kmの三角形の樹林帯が形成されており、拡大中である(推定面積2,500Ha)。住民の薪炭林、資材林、家畜の放牧場として利用されている。
 備考 グーグルアース(N16°45′30″、W04°00′42″付近)
 主な植栽樹種 イピル、ニーム、プロソピス、タマリックス、パーキンソニア、バラニテス、
 全体計画(計画及び実績)
 実施期間 1988年〜1991年
 面積(本数) 10〜50ヘクタール
 各年毎実績(面積,本数)
1988年  5ヘクタール(160×25m、400m植林帯、8カ所
        (多:70〜100本、少:10数本))
1989年 10ヘクタール(植林帯 1,000m、浅井戸周り・裸地群植、
        苗木配布)
1990年 10ヘクタール(ティンナイシャ植林帯 2km完成、
        ティンナファラジ、ズエラ)
1991年  1ヘクタール(ティンナファラジ、ズエラ)
 事業名 ムブナ(ファギビンヌ南岸)
 対象国 マリ共和国
 対象地域名 トンブクトゥ州ムブナ,ビンタグング,トカバングウ,ガルベイ
 目的 菜園作りが行われる低地の植林、苗木配布で、アグロフォレストリー的な利用を目指す。ムブナ町周辺の砂丘固定のために植林。
 特色 苗畑を作り、植林とともに住民が菜園の周辺に植えるため苗木を配布。1991年より民族紛争の混乱で日本人は活動できず、現地スタッフが植林を続行。これが生育して、長さ4km、幅500mほどの樹林を形成。1988年からはケーズ砂丘で長根苗による砂丘固定を実施。
 備考 ケーズ砂丘植林による飛砂防止効果で、ムブナの町の東部に新たな宅地が造成された。
 主な植栽樹種 プロソピス・ジュリフロラ,ユーカリ,タマリクス,バラニテス,パーキンソニア
 全体計画(計画及び実績)
 実施期間 1990年〜1993年, 1998年〜2000年
 面積(本数) 10〜50ヘクタール
 各年毎実績(面積,本数)
1990年 5ヘクタール(ブムナ、ビンタグング)植林と苗木配布
1991年 3ヘクタール(ムブナ、ビンタグング)植林と苗木配布
1992年 現地スタッフ(ハンマー氏たち6人)が植林活動を実施
〜1997年  3〜5ヘクタール/年と推定
1998年 6ヘクタール(3,699本)ケーズ砂丘など植林と苗木配布
1999年 5ヘクタール(推定)植林と苗木配布
2000年 3ヘクタール(推定)植林と苗木配布(8月まで)
 事業名 モプチ
 対象国 マリ共和国
 対象地域名 ニナグー、ジャンウェリ、パパラ、
 目的 日本人が現地に住み込み、村人たちと生活を送っていく中で真のニーズを探り出し、一緒に解決。植林もその一つ。(住民利用林)
 特色 農耕民の村に住み込んで、農業、植林支援だけでなく、井戸掘り、穀物銀行、識字教育、グループ支援などさまざまな村おこしに協力した。
 主な植栽樹種 ニーム,プロソピス・ジュリフロラ,パーキンソニア,マンゴー,イピルイピル,バオバブ
 全体計画(計画及び実績)
 実施期間 1992年〜2000年
 面積(本数) 1〜5ヘクタール
 各年毎実績(面積,本数)
1992年 準備
1993年 井戸掘り、家つくり
1994年 0.6ヘクタール(400本)
1995年 1.3ヘクタール(800本)
1996年 0.4ヘクタール(223本)防風、防砂
1997年 少量
1998年 少量
1999年 1ヘクタール(果樹、生垣用、緑陰用)ジャンウェリ
2000年 0.3ヘクタール(200本)
 事業名 1村10本100カ村
 対象国 マリ共和国
 対象地域名 トンブクトゥ州テーシャク,ティンテール,アルファコム,テリケン 等30ヶ村
 目的 住民に役立つ樹木を住民に負担にならない小規模植樹活動を多くの村や地区、住宅地など多拠点を対象に行う。(住民利用林)
 特色 トンブクトゥ市街地とその周辺の村に苗畑、植林、苗木配布を行った。一度の植林、苗木配布で終わりではなく、管理や生育を見ながら繰り返して植林・苗木の配布を実施してきた。
 主な植栽樹種 プロソピス・ジュリフロラ,ユーカリ,ニーム,アカシア・ニロティカ
 全体計画(計画及び実績)
 実施期間 1997年〜継続中
 面積(本数) 10〜50ヘクタール
  各年毎実績(面積,本数)
1997年 苗畑準備、事務所開設
1998年 9ヘクタール(5,367本)テイシャックなど30村
1999年 0.8ヘクタール(500本)
2000年 1.6ヘクタール(1,000本)
2001年 1.6ヘクタール(1,000本)
2004年 0.7ヘクタール(430本)
2005年 1ヘクタール(600本)(ベイドゥ、テーシャック、
            テリケン、テデイニなど)
2007年 0.3ヘクタール(200本)(トラリ、ティンロゴロゴ)
 事業名 森と生きるためのワークショップ
 対象国 マリ共和国
 対象地域名 トミニアン、ゴッシ、バマコ北部、ファナ
 目的 植林や炭焼のワークショップで、「砂漠化防止」につながる活動を進める。
 特色 これまでに蓄積した技術や各種試験から、荒廃地に適する技法を活用し、村や地域で植林を推進。また、自給を高め、緑陰などの増加で環境改善に資するため、要望の高い樹種の植林・苗木配布を実施。さらに、成林した樹木を効率的に利用する炭焼技術などを提供。
 主な植栽樹種 プロソピス・ジュリフロラ、ニーム、イピル、アカシアラディアナ、バオバブ、マンゴー、アルヘンナ,アカシアマンギウム
 全体計画(計画及び実績)
 実施期間 2003年〜継続中
 面積(本数)  
 各年毎実績(面積,本数)
2003年 炭焼ワークショップ(植林は2003.12〜2004.2のため2004に集計)
2004年 0.5ヘクタール(290本)トミニアン他9村植林ワークショップ
2005年 0.5ヘクタール(300本)トミニアン、
0.2ヘクタール(100本)バマコ北部、
2006年 0.6ヘクタール(400本)バマコ北部、
0.4ヘクタール(280本)ゴッシ、
0.3ヘクタール(200本)デウラ
2007年 0.7ヘクタール(450本)バマコ北部、
0.4ヘクタール(230本)ゴッシ、
2.1ヘクタール(1,330本)ファナ