| 団体名: | 環境修復保全機構 | |||
| 英語名称: | Institute of Environment Rehabilitation and Conservation (ERECON) | |||
| 団体属性: | 特定非営利活動法人 | |||
| 代表者: | 代表理事 三原真智人 | 設立:2000年4月 | ||
| 連絡先: | 〒 195-0064 | |||
| 東京都町田市小野路町2987-1 | ||||
| TEL: 042-736-8972 | FAX: 042-736-8972 | |||
| E-mail: hq-erecon@nifty.com | ||||
| ホームページ: http://www.erecon.jp/ | ||||
| 特記事項: | 平成14年2月に法人格を取得 | |||
| 日本を含むアジア諸国の持続的発展において農業的および都市的開 | ||||
| 発と自然環境との調和が不可欠である。本団では、日本を含むアジ | ||||
| ア諸国における農業的および都市的開発と自然環境との調和を目指した | ||||
| 環境修復保全に取り組み、環境教育啓蒙の活動を通して、自然資源の持 | ||||
| 続的利用に寄与することを目的として活動している。 | ||||
| 海外での植林実績: | ||||
| 1 | 事業名 | タイ国北部傾斜地におけるアグロフォレストリー導入による緑化推進事業 | ||
| 対象国 | タイ王国 | |||
| 対象地域名 | チェンライ県 | |||
| 目的 | 裸地化が著しく土壌侵食等の被害が生じているテラス畑を対象にアグロフォレストリー導入による緑化推進事業を実施した。 | |||
| 特色 | 持続可能な森林管理システムであるアグロフォレストリーに着目し、農業的土地生産性の維持と緑化との両立が可能であるアグロフォレストリーの導入・推進をボランティアと現地農家との協働で実施した。 | |||
| 備考 | ベティバ、レモングラスによるのり面の緑化活動も実施。 | |||
| 主な植栽樹種 | ランブータン、サントール、ロンガン、レイシ、ローズアップル、ニーム | |||
| 全体計画(計画及び実績) | ||||
| 実施期間 | 2002年9月〜2005年8月 | |||
| 面積(本数) | 21.7ヘクタール (13,050本) | |||
| 各年毎実績(面積,本数) | ||||
| 2002年9月 | 3.2ヘクタール(1,150本) | |||
| 〜2003年8月 | ||||
| 2003年9月 | 9.0ヘクタール(5,800本) | |||
| 〜2004年8月 | ||||
| 2004年9月 | 9.5ヘクタール(6,100本) | |||
| 〜2005年8月 | ||||
| 2 | 事業名 | タイ国東北部プラユンの塩類集積地における持続的な農業生産環境の構築 | ||
| 対象国 | タイ王国 | |||
| 対象地域名 | ナン県 | |||
| 目的 | 現地住民に森林再生・保護の重要性を啓蒙し、住民と協働して森林の再生による環境修復を図るためのプロジェクト形成調査を行った。 | |||
| 特色 | 砂礫を多く含み、酸化鉄と粘土成分により固結した表層土壌では、雨水の土壌中への浸透能が低く、大きな掃流力を持った表面流が発生するため、植林した苗木を表面流より保護することを目的に植生帯を併設した。 | |||
| 備考 | 草本と木本の植え付けを併せて実施することにより、スコールに伴い発生した表面流による土壌流亡を低減するとともに、植林した苗木を表面流より保護することを期待できる。 | |||
| 主な植栽樹種 | Pterocarpus macrocarpus Kurz.、Cassia siamea Britt.、Albizia lebbeck、Acacia auriculiformis Cunn.、Alstonia scholaris R. Br. | |||
| 全体計画(計画及び実績) | ||||
| 実施期間 | 2005年度、2006年度 | |||
| 面積(本数) | 1.8ヘクタール(2,830本) | |||
| 各年毎実績 | ||||
| 2005年度 | 1.0ヘクタール(2,030本) | |||
| 2006年度 | 0.8ヘクタール(800本) | |||
| 3 | 事業名 | 農民のための持続的農業環境の指導及び植林による森林再生の実施 | ||
| 対象国 | タイ王国 | |||
| 対象地域名 | ナン県 | |||
| 目的 | 森林の重要性を啓蒙し、森林再生による環境修復を図るとともに、現地農家に対しては有機農業を中心とした持続的農業生産環境の構築を推進する。 | |||
| 特色 | 現地農家グループのリーダー的役割を果たす農家に対し、現地指導者育成研修を行うことにより、事業終了後にも自主的に森林再生と有機農業を軸とした持続的農業生産環境の構築に継続して取り組めるよう体制づくりを目指す。 | |||
| 主な植栽樹種 | Albizia lebbeck等 | |||
| 全体計画(計画及び実績) | ||||
| 実施期間 | 2007年度〜2011年度 | |||
| 面積(本数) | 17ヘクタール ※予定 | |||
| 各年毎実績 | ||||
| 2007年度 | 5ヘクタール(10,000本) | |||
| 2009年度 | 10ヘクタール | |||
| 2010年度 | 2ヘクタール | |||
| 4 | 事業名 | タイ国東北部における耐塩性樹木の植林による塩類土壌修復保全 | ||
| 対象国 | タイ王国 | |||
| 対象地域名 | コンケン県 | |||
| 目的 | 塩類土壌の抜本的な修復保全のため、耐塩性樹木の植林による塩類土壌の修復を目指したプロジェクト形成調査を実施した。 | |||
| 特色 | 塩害の影響を受けにくい盛土方式による植林技術の現地適用性を評価・改善した。 | |||
| 主な植栽樹種 | アカシア(Acasia Magium) | |||
| 全体計画(計画及び実績) | ||||
| 実施期間 | 2003年度、2004年度 | |||
| 面積(本数) | 2.5ヘクタール(250本) | |||
| 各年毎実績 | ||||
| 2003年度 | 1.5ヘクタール(150本) | |||
| 2004年度 | 1.0ヘクタール(100本) | |||
| 5 | 事業名 | タイ国東北部における耐塩性樹木の植林による塩類土壌修復保全 | ||
| 対象国 | タイ王国 | |||
| 対象地域名 | コンケン県 | |||
| 目的 | 塩害対策の組み合わせとアグロフォレストリー導入を目指し、現地農家とともに耐塩性の木本類を植樹して持続的な農業生産環境の構築に取り組んだ。 | |||
| 特色 | 塩害が深刻な事業対象地における植林、作物生産のため、土壌水の毛細管現象に伴う地表面での塩類集積を遮断可能なジオキスタイルの適用など、圃場単位で即効性のある塩類土壌修復技術の啓蒙についても取り組んだ。 | |||
| 主な植栽樹種 | アカシア(Acasia Magium) | |||
| 全体計画(計画及び実績) | ||||
| 実施期間 | 2003年11月〜2007年2月 | |||
| 面積(本数) | 5ヘクタール(920本) | |||
| 各年毎実績 | ||||
| 2003年11月 | 2ヘクタール(500本) | |||
| 〜2004年10月 | ||||
| 2004年11月 | 1ヘクタール(100本) | |||
| 〜2005年10月 | ||||
| 2006年 4月 | 2ヘクタール(320本) | |||
| 〜2007年 2月 | ||||
| 6 | 事業名 | タイ国東北部の塩類集積地における植林によるアグロフォレストリーづくり | ||
| 対象国 | タイ王国 | |||
| 対象地域名 | コンケン県 | |||
| 目的 | 塩類土壌の修復保全を目指して、環境修復保全機構のスタッフが住民と協働して植林によるアグロフォレストリーづくりに取り組んだ。 | |||
| 特色 | 耐塩性樹木のアカシア(Acasia magium)と、住民からの植林の要望が高く、比較的耐塩性の高い果樹であるローズアップル(Eugenia jambos)の植林を実施した。 | |||
| 主な植栽樹種 | アカシア(Acasia magium)、ローズアップル(Eugenia jambos) | |||
| 全体計画(計画及び実績) | ||||
| 実施期間 | 2006年度、2007年度 | |||
| 面積(本数) | 5ヘクタール(1,610本) | |||
| 各年毎実績 | ||||
| 2006年度 | 3ヘクタール(960本) | |||
| 2007年度 | 2ヘクタール(650本) | |||
| 7 | 事業名 | タイ国南部の津波被災地における植林による環境修復 | ||
| 対象国 | タイ王国 | |||
| 対象地域名 | ラノン県、パンガ県 | |||
| 目的 | スマトラ島沖地震に伴う津波による被害の大きかったタイ国南部アンダマン海沿岸を対象とし、マングローブの植林を実施。 | |||
| 特色 | スマトラ島沖地震に伴う津波による被害の大きかったタイ国南部アンダマン海沿岸を対象としており、防災機能と環境保全機能を兼ね備えたマングローブの植林活動等を、地域住民参加に依拠して行った。 | |||
| 主な植栽樹種 | ニッパヤシ(Nypa fruticans)、ヒルギ科植物(Rhizophoraceae) | |||
| 全体計画(計画及び実績) | ||||
| 実施期間 | 2006年9月〜2009年8月 | |||
| 面積(本数) | 30ヘクタール(78,000本) ※予定 | |||
| 各年毎実績 | ||||
| 2006年 9月 | 10ヘクタール(26,000本) | |||
| 〜2007年 8月 | ||||
| 2007年 9月 | 10ヘクタール(26,000本) | |||
| 〜2008年 8月 | ||||
| 2008年 9月 | 10ヘクタール(26,000本) | |||
| 〜2009年 8月 | ||||
| 8 | 事業名 | タイ国南部アンダマン海島嶼群における津波被災地の修復保全に向けた植林活動 | ||
| 対象国 | タイ王国 | |||
| 対象地域名 | アンダマン海島嶼群 | |||
| 目的 | タイ国南部アンダマン海島嶼群における津波被災地の修復保全に向けた植林を目的とし、植林活動を実施する。 | |||
| 特色 | 本事業では、タイ国内でも津波被害の大きかった南部アンダマン海島嶼群を対象とし、地域住民からの要望がある植林樹木を支援すると共に、防災機能と環境保全機能を兼ね備えたマングローブ林の再生を行うための植林活動を地域住民参加に依拠して行う。 | |||
| 主な植栽樹種 | モモタマナ(Terminalia catappa)、モクマオウ科モクマオウ属樹木(Casuarina sp.) | |||
| 全体計画(計画及び実績) | ||||
| 実施期間 | 2007年度〜2009年度 | |||
| 面積(本数) | 30ヘクタール(15,000本) ※予定 | |||
| 各年毎実績 | ||||
| 2007年度 | 10ヘクタール(5,000本) | |||
| 2008年度 | 10ヘクタール(5,000本) | |||
| 2009年度 | 10ヘクタール(5,000本) | |||